おはようございます。
外出自粛となると気分が暗くなりがちです。自分自身で気分が暗くならないような対策を取ることは非常に大切です。
部屋の窓を開けて外の空気を中に入れるだけでも気分が明るくなったりします。些細な事で気分を明るくしてこの自粛中の毎日を乗り切りましょう!!
今日は、髪の毛の抜け毛について少し取り上げてみます。
1、毛髪サイクル
どうして毎日髪が抜けるのか。
抜けることは正常なのか。そんな心配を抱える方も多いのでまずは毛髪サイクルについてお話していきましょう。
髪1本1本は伸びては抜けるそしてまた新しい毛が生えてくるというのを繰り返しています。
ある期間は成長を続けそして自然に抜けていくことを【毛髪サイクル】と呼びます。今伸びている毛髪は成長期と呼ばれる周期のもので3~5年といわれています。
その後退行期という周期が約2週間ほど有り、毛髪の根っこの部分が成長期で大きくなったものがどんどん収縮していく期間です。その後根っこの部分の毛乳頭と呼ばれるところが活動を休止し髪が抜けていきます。この周期を休止期と呼び、この周期は約3~4ヶ月続きまた成長期に戻ることで新しい髪が生えてくる。というサイクルが髪には存在しているのです。
髪の毛は平均的に1日に50~150本平均で抜けるのされています。
しかしこのサイクルが様々な要因で乱れ1日に200本以上抜けることがあり、そうすると抜け毛の心配がおきてきます。
まずはこの【毛髪サイクル】を知った上で抜け毛の要因にはどんなものがあるのかをお話ししていきます。
では抜け毛の原因として考えられるものを解説していきます。
2、抜け毛の原因 トラブル編
脂漏性脱毛症 ~頭皮トラブルで起こります~
抜け毛のお話の前に・・・
こちらも相談が多い“フケ”のお悩み。頭皮トラブルの中に【脂漏性皮膚炎】というものがあります。
脂漏性皮膚炎とは皮脂の分泌が多くなることで炎症を起こし、赤味やかゆみの他にフケなどが起こる皮膚炎の一種。これはカビが原因とされています。放っておくと慢性化したり、再発しやすくなります。
脂漏性皮膚炎の原因としてホルモンバランスの乱れやビタミンB不足、免疫力の低下、シャンプーのしすぎによって起こる頭皮の乾燥もありますが・・
皮脂をエサにする菌が増殖することによって 起こっていることが多いです。
特に男性はこの皮膚炎と脱毛が関係しているといわれていますが女性の場合ホルモンの保護作用により毛が細くなったり、ホルモンバランスの乱れから毛が細くなったり抜け毛といったものがみられます。
フケが原因となり毛穴が詰まり抜け毛の要因となることもあります。
円形脱毛症
確実な原因はまだわかってないのですが近年有力とされているのが【自己免疫疾患】つまりなにかのきっかけにより免疫機能に異常が起こり、毛根が異物と間違われ攻撃されてしまいその攻撃によって毛根が傷み突然抜け落ちてしまう症状です。
その他にもアトピーの要因もあるとされています。本人、もしくは家族にアトピー性疾患を持つ方の中にも円形脱毛症を発症しているというデータもがあります。
そして精神的ストレスも円形脱毛症には関係しているとされ、ストレスによって交感神経が活発に動き異常をきたします。それによって血管を収縮させ血流が悪くなり毛根への栄養が行き届かなくなることで脱毛が引き起こされることも考えられます。
牽引性脱毛症
これは女性に多くみられている症状のひとつです。
原因は女性ならではの生活習慣にあります。年齢に限らず、20代~若い人でも起きやすい脱毛症のひとつです。
同じ髪型をずっとしている。これは髪型が変わらないというのではなく、常に髪を結わいている方。ポニーテールやお団子など髪を強く引っ張る髪型をしている。同じ位置でいつも結んでいる方、エクステンションなども常に重みで髪を引っ張っている状態なので負担がかかっています。
その他にも帽子やカチューシャなど常に一部の頭皮が圧迫されている状態の場合も良くありません。
このように常に引っ張ったり、押さえつけたり負担をかけてしまうことで血行不良になり、毛髪への栄養が届きにくくなり薄毛の原因になったり、発毛への影響がでることがあります。
このように頭皮トラブルやアトピーによる脱毛の場合もありますが
やはり女性は年齢と共にライフスタイルの変化による抜け毛も考えられます。
3、抜け毛の原因 ライフスタイルの変化
産後の抜け毛
妊娠中体内の女性ホルモン値は通常の100倍以上に増加します。女性ホルモンには発毛と関係が深く、妊娠中の女性ホルモンが増加する時期は抜け毛が少ないと感じる事があります。
それが出産すると女性ホルモンが一気に通常値に戻ります。女性ホルモン値が増加していたものが一気に通常値に減少することで抜け毛につながります。
毛髪サイクルとの関係でおおよそ産後3~4ヵ月後に抜け毛が多くなってきます。この時期の抜け毛は本来妊娠中に抜けるはずだった髪が一気に抜けていると考えられます。
通常では起きない女性ホルモンの増減が産後の抜け毛を引き起こしているのです。
また出産後の生活の変化からストレスや疲労、睡眠不足なども重なり抜け毛が加速する場合もあります。
個人差はありますが、産後半年~8ヶ月になるころには抜け毛も収まり毛髪サイクルが正常に戻ることで自然と回復してきます。
加齢によるホルモンバランスの変化 《びまん性脱毛症》
女性に多いもう一つの脱毛症がこれです。主に髪の毛の密度が全体的に薄くなることが特徴です。
ホルモンバランスの変化やストレス、加齢とともにホルモンバランスも変化してくるので年齢的な要素が関与して発症するとされています。
男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れてくることが原因。
その他にも過度なダイエットや貧血、ストレスを原因とするので血行不良になり上記で書いたような【毛髪サイクル】の乱れが原因となり発症することもあります。
この脱毛症は抜け毛だけに限らず、髪が伸びない。ということからびまん性脱毛症へとなる場合があります。
円形脱毛症と違い、脱毛の境界線が無いのも特徴の一つです。
このように脱毛の種類は様々な原因によって起こってきます。
その他にも【季節の変わり目】に抜け毛が増える。そんなことを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
抜け毛の多い時期はあるの?
実際、春と秋は毛の交換期であるとされています。
特に秋に抜け毛が多いとされているのはこの交換期が原因というわけではないんです。
秋の抜け毛の原因は夏の生活習慣が原因かもしれません!
紫外線のダメージやエアコンの影響で頭皮が乾燥している場合があります。頭皮が乾燥してくると皮脂が過剰分泌をします。そうすることで毛穴が詰まり、毛髪サイクルが乱れていきます。
その他にも抜け毛だけではなく、夏バテなどで食生活が乱れることで頭皮だけではなく毛髪自体にも栄養が行き届かなくなりパサツキや切れ毛、枝毛の原因にもなります。
頭皮にも栄養が行き届かなくなると毛母細胞の働きが衰え、育毛や発毛に影響を与えることで秋の抜け毛に悩まされるということが起こるのです。
20代からでも感じる抜け毛の悩み・・・
抜け毛って気にしだすととても気になりますよね。シャンプーの時に優しく洗っていても抜ける。櫛で優しくといていても抜ける。
抜ける原因が何になるのかを理解する事で抜け毛があっても割り切れるはずです。
そして原因を理解したならば治療や頭皮へのアプローチを変えてあげれば抜け毛を止めたり少なくすることができるのではないでしょうか。
どんなことでも言えますが、諦めることは簡単です。
諦めずに向き合っていくことが非常に重要なのでどんな可能性があるかわかりませんので諦めることなく向き合ってください!!
たぶち鍼灸整骨院では、頭皮の悩みに向き合っています。
抜け毛はもちろん最近髪の毛にツヤやコシがなくなってきた・育毛剤を長い間使っているけど変化がない等の悩みに鍼灸治療で解決しています。
髪の毛の悩みはたぶち鍼灸整骨院にご相談ください!
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たぶち鍼灸整骨院では、鍼灸治療に力を入れていますので、身体の悩みを解決できるようにサポートさせていただきます。
西宮市生瀬町の《たぶち鍼灸整骨院》