こんにちは。雨がうっとうしいですね。一雨ごとに春へ向かっていると思えば多少は、うっとうしさから解放されるのでは?とか。(笑)
新型コロナウイルスの影響でスマホ・パソコン・テレビを見る・使う機会が増えて、眼がしんどくなったりしていませんか。
今日は「眼精疲労」についてお話ししていきます。
眼精疲労とは
「目が疲れた」とか「目が痛い」といったことは、誰でも日常的に経験することですが、その大半は、しばらく時間が経過すると忘れてしまう程度です。しかし、ときには症状が長引いたり、体の他の部分に影響を及ぼしたりすることがあります。医学的にはこのような状態を眼精疲労と呼び、単なる目の疲れとは区別しています。眼精疲労は、仕事や生活環境が変化しない限り、自然に治癒することはありません。放置すれば症状は続き、さらに悪化するケースもあります。また何らかの疾病の可能性もありますので、「よくある目の疲れ」などと自己判断せずに、できるだけ早く眼科で受診しましょう。
眼精疲労の原因
眼精疲労の原因のひとつが視力の変化や矯正不良です。近視・乱視・老眼などが進んでいるのに気づかなかったり、眼鏡やコンタクトレンズが合っていなかったりすることで眼精疲労を起こすケースも少なくありません。またパソコンなどの使用によって目を酷使している人や、コンタクトレンズを着用している人に多いドライアイも、しばしば眼精疲労を引き起こします。
さらに緑内障や白内障といった目の病気や、斜視・斜位・眼瞼下垂なども眼精疲労の原因になります。意外かもしれませんが、風邪やインフルエンザ、更年期障害、自律神経失調症、虫歯や歯周病、耳や鼻の病気などで眼精疲労になることもあります。
近年では、シックハウス症候群やストレスも影響があると指摘されています。ただし、原因がひとつだけの場合は、単なる目の疲れで眼精疲労が起こることはほとんどありません。いくつかの原因が重なることで目の負担が増え、眼精疲労となります。
眼精疲労の症状
具体的には、目が疲れる、ぼやける、かすむ、痛い、重い、しょぼしょぼする、まぶしい、充血する、涙が出るといった症状が出ます。また肩こり、倦怠感、頭痛、めまい、吐き気などを伴うこともあります。眼精疲労の大きな特徴は、これらの症状が長引き、放置することで悪化する可能性がある点です。
眼精疲労の対処法
眼精疲労は複合的な原因によって発症するので、まずは何か病気が隠れていないかをチェックし、視力や眼圧、眼底、視野、眼球運動などの検査を受け、病気や異常が見つかればその治療を受けましょう。眼鏡やコンタクトレンズを使用している人は、定期的に合っているかどうかの検査も必要です。デスクワークでは照明の明るさや姿勢をチェックし、パソコンを使うのなら疲れにくい位置にセットしましょう。パソコン作業中はこまめに休憩を取り、軽いストレッチをするのも効果的です。
眼精疲労の影響が出やすい首筋や肩回りは特に念入りに動かしましょう。温かいタオルやパックを首や目の上に当て、血行を促進するのも良い方法です。また作業の合間に、遠くの景色をぼんやり眺めると目の緊張がほぐれます。そして夜はぐっすり眠って目を休めましょう。不眠は血行を悪くするだけでなく、自律神経を乱して症状を悪化させます。休日には趣味やスポーツなどで、ストレスを発散し、リフレッシュするのも良いでしょう。
眼精疲労はしんどいですよね(-_-;)
首の歪みが眼精疲労などさまざまな不調の原因に!
頸椎は神経の出入り口。全身を整えるための司令塔です
首は、脳と体をつなぐ全ての神経の通り道です。 首の部分にある7つの骨を頸椎といい、この骨の中には中枢神経である脊髄が通っています。この脊髄から分かれた末梢(まっしょう)神経は、全身の筋肉や内臓につながっており、体調を整えるのにとても大事な役割を担っている部位です。
下の図は、頸椎と体の各器官・働きとのつながりを表したものです。
首の不調を放置すると起きる不調は、便秘、肥満、アレルギー症状、かみ合わせの悪化、高血圧、鼻づまりなど、実にさまざま。イライラや不安感、さらに進行するとうつなど、メンタル面のトラブルも。これは、副交感神経の働きが妨げられるために現れる症状です。
また、猫背やストレートネック(本来、前側に向かってゆるやかにカーブを描く頸椎が直線的に変化した状態)、骨盤の前傾・後傾なども見逃せません。骨格が歪んでいると、必要以上に大きな負担が首にかかり、さらなる不調を招きます。ストレートネックになると、肩こりや腰痛、手足のしびれ、めまいなどが現れ、頸椎ヘルニアのリスクも高まります。
目の疲れ、目の痛みでお悩みの方へ
最近のデスクワークは、ほとんどパソコンを利用し、目を大変酷使している方が多いです。
その他にも目を使う仕事を続けていますと、二重に見えたり、かすんできたり、涙が止まらなかったりする事も多いです。
また、目の奥の痛みや頭痛、気分が悪くなりめまいや吐き気がしたりする等の症状が発症する事もあります。
眼精疲労を訴える方に共通するのが、頸部の筋緊張と姿勢の悪さ。眼の症状なので、PCやスマホ等の使用時間が長い方に比例して症状も重くなりがちです。なるべくカラダに負担の少ない姿勢をとることでカラダの自然治癒力は高まり眼精疲労の緩和にもつながるのです。
眼精疲労でお悩みを持っている方の多くは、頸椎と頭蓋骨が正常な位置ではない方が非常に多いです。頭痛の原因として背骨・骨盤の歪みから、頸椎の歪みに影響し、頸椎と頭蓋骨が圧迫され脳に酸素がいきわたっていないなどが挙げられます。
眼精疲労、目の疲れの原因として、首から肩にかけての筋肉群の過緊張や頸椎のズレによるものが多く、当院でも眼精疲労を訴える方が来院されております。
これらを改善すれば、かなり楽になり皆様に喜んでいただいております。
たぶち鍼灸整骨院では、鍼灸治療に力を入れていますので、身体の悩みを解決できるようにサポートさせていただきます。
西宮市生瀬町の《たぶち鍼灸整骨院》